花粉症の種類は多い
花粉症はスギ花粉だけではない
花粉症、というとすぐにスギ花粉を思い浮かべる方も多いと思います。
それは間違いではありません。確かに、花粉症の方の8割がスギ花粉症なのです。
しかし、花粉症がスギ花粉だけかというと、そうではないことも確かです。
そこで、自分の花粉症の原因植物を探る、ということが必要になってきます。
具体的な種類
まず、花粉を飛散させる植物のタイプとして、樹木タイプと草花タイプがあります。
樹木タイプには、スギ、ハンノキ、ヒノキがあります。
これらは草花タイプに比べて、より花粉の飛散距離が長いです。
次に草花タイプです。イネ科の植物であるカモガヤ、キク科の植物であるブタクサやヨモギが有名です。
飛散時期
植物によって花粉の飛散時期は変わってきます。
一般に、春は樹木、夏はイネ科の植物、秋はキク科の植物の花粉が飛散します。
日本特有のスギ花粉
スギ花粉は日本でこそ有名ですが、日本特有のものなので、世界的には認知されていません。
やはり世界的にも地域によって花粉症のメインが変わってきます。
アメリカではブタクサ花粉症が有名ですし、ヨーロッパとなるとカモガヤ花粉症が広く知られています。
そして日本でもそうなように、何も1つの花粉症だけが存在するわけではないのです。
日本ではスギ花粉が代表格ですが、他にも多様な花粉症が存在しています。
まずは自分の花粉症がどの植物の花粉なのかを知ることから、花粉症対策は始まります。
たとえば、春先にいつも花粉症が発症するとします。
そしてスギ花粉が有名だからといって、スギ花粉のみを危惧すればいいのかというとそうではないわけです。
春先には、スギだけが原因植物というわけではありません。
他にも、シラカバ、ハンノキ、ヒノキなどといった有名な花粉が飛散しています。
スギ花粉ではなく、他のこのような植物による花粉によって、花粉症になっているケースも充分にありえるのです。
まずはその可能性を認識したうえで、どの植物の花粉が自分にとって原因となっているのかを知るようにしましょう。
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